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2024年09月02日

杖道の気合

今日の投稿は、「理合」にも関連はしてますが、杖道の稽古の中でも重要な位置を占めています、「気合」についてを考えていきたいと思います。

気合、といいますと直ぐに思い出しますのが、他の武道組織ですが、日本で発祥し今や世界的に愛好者がいます武道、「合気道」です。

私が、本日取り上げた題が「気合」で「合気」ですから、字の前後がひっくり返っています。私は、合気道という名称の武道は、写真,動画でしか(技や動作等を)拝見した事がありません。よって詳細は判りませんので、この辺で終わりたいと思います。

さて、気合を入れて本題に戻ります。

気合は、以前からご紹介してます、「全剣連杖道審判審査上の着眼点」の四,五段の項目として記載されています。

一 間と間合と角度に関する練熟度
ニ 剣(杖)の用法の練熟度
三 気・剣(杖)・体の一致

この、三 に謳われています、「気」は、(1)充実した体から発散される、「気」であると共に、(2)腹の底から発せられる、「気」があります。

杖道の気合の発声については、(「解説の15,17頁」)に記載されています。
・「打」太刀の気合は、「エイッ」
・「仕」杖の気合は、打ち込む時は「エイッ」、突く時は「ホオッ」
と力強く腹から発声する。 とあります。

この発声も、腹の底から短く強く行う事を、杖道の我が師「松井健二真法先生」からご指導いただきました。

録画等を拝見していて感じる事ですが、「気・剣(杖)・体の一致」とありますが、しかしたまにですが打った後や、突いた後で気合を発声している方を、お見かけいたします。

打突後に一拍遅れて気合を発する。ご自分は、その様に教わったのかどうかは判りませんが、私は、肝に銘じて、「気・剣(杖)・体の一致」を通していきたいと思っています。

さて、日本では道場で稽古が常にできていれば、気合の発声も極々自然に出せますが、私は外国暮らしそれに一人稽古です。住んでいる場所(アパートの一階)にて杖の稽古をしながら、気合の発声はなんとも不可能です。

そこで考えたのが、私は、朝、愛犬(太郎,コーヒー)との散歩の途中で「詩」を「吟じる」事を思い出し実行しています。吟じる所要時間は僅かものの5,6分で済みます。
・「弘道館に梅花を賞す」(徳川景山)
・「九月十日」(菅原道真)
・「偶成」(朱熹)
・「富士山」(石川丈山)
以上です。自然満載の公園です。池に向かい吟じています。腹の底(丹田)から発声していますので、これまた気持ちもスッキリとしてもきます。愛犬達もこの時間帯傍で、静かに座って待っていてくれています。

今日の投稿は、理合と直接は関係なさそうですが、「気・剣(杖)・体の一致」と「理合」は、大いに関係しますので結び付きは、大いにあります。

本日も有難うございました。では、次回も、宜しくお願いします。

  継続は己の意志の力なり(頑張りましょう!)


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Posted by 少林夢想 at 15:43│Comments(0)武道(杖道)
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